” A man who doesn't spend time with his family can never be a real man "

2匹の仔犬が目印

中京行政書士法務事務所


〒512-8042 三重県四日市市平津町280番地16(令和4年4月移転)
 

離婚の準備

実際にあなたが離婚を相手に切り出した場合、
相手はすぐに、あなたとのこれからの協議を優位に進めるために策を考えます。
そのためにも相手より先に、情報や証拠を握っておくことが離婚の協議を優位に進める上でとても重要になります。

(準備1)DVが離婚理由の場合

必ずDVが存在している証拠が必要です。
調停や裁判と進むことに備えて準備しておきたいものは次のようなものです。
□医師の診断書
□被害の様子の写真
□公的相談実績
現に
DV被害を受けており、
一時保護を希望するときは「配偶者暴力相談支援センター」に相談しましょう。

(準備2)財産の把握

相手の財産隠しに備えて現に存在している財産を把握しておきます。
実際の財産が分からないと本来請求出来ていたはずの額が請求できないことがあります。
1.収入
□源泉徴収票又は課税証明書(役所で取れます)
課税証明書の取得は
本人以外では、原則委任状が必要です。
受付で同居の親族であることを説明し、
あなた自身の写真付き本人確認書類(免許証など)、顔写真付きがない場合は、
健康保険証などの証明書を提示して申請することで取得できます。

2.預貯金
□通帳名義と口座番号・残高

3.不動産
□登記簿謄本(法務局で取れます)
4.保険関係
□保険証書、解約払戻金(保険会社に問い合わせましょう)    

 

(準備3)子どもの学校(保育園)

離婚後に備え、子どもの新しい学校(保育園)を確認しておきましょう。
手続きについては転居先の市区町村役場に相談しましょう。
それと並行して福祉窓口で、受けられる手当や支援について相談しておきましょう。

 

(準備4)離婚後の住居

□実家   世間体さえ気にならなければ、経済的にも一番楽です。         

□公営住宅 家賃が安くて魅力的なのですが、入居が抽選、運次第です。       

□賃貸住宅手軽に確保出来ますが、礼金、敷金など初期費用がかかります。     

□知人宅急を要する場合、避難所的には良いですが長期に渡るのは難しい。    

□今の家 夫との交渉次第です。

(準備5)別居するときにこれだけは持って行きたいもの

□現金 □自分名義の通帳 □キャッシュカード □実印 □免許証 □健康保険証